おもしろコラム5月号
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i.i.jp/product-info/tomn/帯を素早く通過するため、氷結晶が非常に微細なので細胞破壊を防ぎ、解凍後も高い再現性を維持することが出来るのだという。同社はこの装置を10年前から販売していたが、使っている企業やお店から、冷凍したものをお店で出していることが分かると店のイメージがダウンするからと、口コミで広がらず販売に苦労したという。最近、テレビや雑誌で紹介されるや、引き合いが急増し、海外まで販路が広がっているそうだ。このところ、元気のない日本の企業の中にあって、この装置・システムは世界的に広がると思うし、かってのソニーやホンダのようなビッグ企業に変身する期待も寄せられている。同社は凍眠の認知度を高めるため、直営店「TŌMN一流の職人が握ったという寿司もうまかったが、これは解凍する手間がややかかる。小生が今、はまっているのがしめ鯖と中トロ刺身だ。これで、スナックでの晩酌もグレードが上がった。 「凍眠」というネーミングもいいが、なによりも飲食店での食品ロスが軽減され利益率が上がるのがいい。              (ジャーナリスト                   https//www.technicancohttps//ito-usamnfo/orange井上勝彦絵:吉田たつちか)202204 FROZEN」を横浜にオープン、ネットでも凍眠食品が買える。/-:.i: I  5月号-177

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