おもしろコラム5月号
35/183

の体には、餓えや寒さ、感染症の時に生命を存続させる生命力遺伝子①飢餓に打ち勝つ・・・飢餓遺伝子②飢餓状態に生き残る・・・延命遺伝子③飢餓状態の時に出生率を高める・・・繁殖遺伝子感染に打ち勝つ・・・免疫遺伝子⑤がんと戦う・・・抗がん遺伝子⑥老化や病気を治す・・・修復遺伝子、など数え切れないほどの遺伝子が、体に備わっています。ところが、長い間の人類の歴史の中で、飽食の状態はほとんど無く、飽食による病に打ち勝つ遺伝子は備わっていません。 妊娠しにくい状況も、飽食との関わりが非常に大きいようです。それでは、今の日本で暮らしながら、妊娠しやすい体にしてゆくにはどうしたらよいか?それは、卵巣に十分な血液を送り、卵巣機能を高めてあげることに尽きます。飽食の時代にありながら、足りていない栄養素、そして卵巣の血流を減らしてしまう習慣に次のようなことがなるものが長い歴史の中で培われており、    5月号-34  糖尿病や痛風、がんなどの病気、そして   ””

元のページ  ../index.html#35

このブックを見る