おもしろコラム5月号
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 。う方を納気といい、腎が肺気を摂取し、呼吸を円滑にする働きをいいます。鼻からゆっくりと息を吸い、お腹に溜めてゆき、今度はストローから息を吐く気持ちで、少量ずつ息を吐いてゆきます。その2=立ったまま、腰を少しずつ下げ、見えないイスに腰掛けるつもりの位置まで腰を降ろします。その際、両手は前に伸ばすとバランスがとりやすいですね。できれば10秒間ほど静止します。集中力を高め、気を充実させます。その3=乾布摩擦をします。皮毛は肺が司っており、皮毛の機能が高まれば、免疫力も高まり、肺が丈夫になりますその4=百会に温灸します。百会は全身の陽気が集まるツボで。す寒。いこ季こ節には温、灸シすャるツこのと上でか、ら気でのも流かれまがいよまくせなんり。5月号-93        気に関する養生法「肺気を高める」今回は、気をしっかりと補充するいくつかの養生法についてお話したいと思います。その1=腹式呼吸をし、お臍の下(丹田)に気を溜める気持ちで呼吸をしてみましょう。中医学では、呼吸の中の吸

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