おもしろコラム5月号
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温めたり、マッサージをしたり、気血を補う食事を摂ったりして、血流を増やしてあげるとよくなります。★実の痛みは・・・押さえたりさすったりすると痛みが憎悪する(拒按)・・・この場合は組織に炎症があるので、清熱解毒します。場合によっては鎮痛剤も可です。2,その痛みの性質は寒か熱か?Q10)などで血流改善をはかり、生姜シップなどの手当てで温める★寒による痛み(冷痛)は・・・入浴で温めたり、温かい物を摂ると軽減する・・・鎮痛剤は使用せず、紅参やコルマータ(コエンザイムのがよいです。★熱による痛み(灼痛)は・・・入浴などで温めるとジンジンと熱感して痛む、拍動とともに耐え難い激痛、CRP陽性・・・銀翹散、白花アザミ、鎮痛剤やきゅうれいこん湿布で炎症を鎮めて熱をとります。場合によっては苦草や抗生剤で化膿を防ぎます。3,様々な痛みの特徴と対処法★重痛・・・重くだるいような鈍い痛み・・・湿邪による痛みですので、タンポポ茶や五苓散などの去湿解毒剤や葛根湯などの解表剤で湿邪(水滞)を飛ばします。水分の摂りすぎを控えて、半身浴をしたり、食事ではハトムギや春雨などの乾物類で去湿します。★脹痛・・・腫れて痛む、痛みの場所が遊走したり、日によって痛んだり痛まなかったりする・・・気滞による痛みなので、じっとせずに5月号-95

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