おもしろコラム6月号
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       気に関する養生法    先回(5月号)では、肺気を高める養生法についてお話しましたが、今回は脾気を高めるお話です。 気は、肺から吸う気と、脾が食物を体に必要な精微物質に変化させて作られますので、肺の働きとともに/  、  、脾気を高めるめることはとても大切なことです。 私達にとって最も消化しやすく、胃腸に負担がかからない食べ物は、穀物です。正しい気を補うためには、ご飯はとても大切なんですね。お菓子やジュース、インスタント食品などでお腹を満腹にすると、正しい気が作られません。 また、動物性のタンパク質や油脂類は、消化のために多くのエネルギーを必要とするため、脾にかなりの負担をかけてしまいます。食事の中身として、全体の5割を穀物、3割をお野菜、2割をタンパク質やデザート等に配分すると良いでしょう。そして、脾に負担をかけないために、よく噛むことが大切です。 自分が、胃腸が弱いと感じておられる方は、一度にたくさん食べ過ぎず、一日お何腹度がかすにい分てけかてら少い量たをだいきたまだしいょてうく。だ脾さ気いを。よまり6月号-105た、お腹がすいていないのに、時間がきたから仕方なく食べるのは止めて脾を強

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