では、どのような食生活に変えればいいのでしょう。それは、野菜や魚介類を中心とした和食です。炭水化物を少なくし、DHA・EPAが多く含まれる、いわし・さば・まぐろ・あじを食べます。そして、ビタミンB6・B12・葉酸を含むモロヘイヤ・アスパラガス・ほうれん草・ブロッコリーなどの野菜を食べ、アミノ酸を含む鶏卵・牛乳・鶏レバーも食べます。これらの栄養素は脳内でうつ病の症状を緩和すると考えられているからです。また、鉄分が不足すると、うつの症状が出やすくなるとも言われているので、レバーや貝類、ひじきなど鉄分を多く含む食品を積極的に食事に取り入れて予防を試みてください。 食事療法をしても気分の落ち込みが治らない場合は、厚生労働省のホームページでご自分がうつ病かどうかをチェックしてみてください。早期発見が早期治療につながります。 フードアナリスト愛川いつき(/- 絵:そねたあゆみ)20130 66月号-109
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