おもしろコラム6月号
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と部下は恐ろしくて、以後はもう自己判断できなくなってしまい、過度にそういうことが続けばノイローゼだ、逆恨みだってことにもなりますよ。 よく、徳川家臣団のことを「忠誠無比の三河武士団」などと言いますが、それは多分に結果論であって(事実、ういう家康の辛抱強い家臣教育あってのことだったと。 ちなみに、清水次郎長という人は、子分を叱るとき、-  誰もいないときを選んで叱ったとか。一寸の虫にも五分の魂で、どんなチンピラでもプライドというものがあるわけで。逆に、私の知り合いには、同じ失敗を繰り返さないように本人のために皆の前で叱る・・・という人もいましたが、立派なこと言っても叱る側の自己満足が見えてましたよ。        (小説家 池田平太郎)202006家で何康もの言祖わ父ずは我家慢臣しにて殺いさたれのてでいしまょすう。)。、怒つっまてりしは、まうこ    6月号-118  

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