おもしろコラム6月号
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南半球では見ることができません。 北斗七星は星座でいうとおおぐま座の一部ですが、北極星はこぐま座を形作る7つの星のうちの1つです。こぐま座には北極星も含めて目立つ星はあまりありません。しかし、北斗七星と北極星とのつながりを、星の呼び名にも関連づけているところに、昔の人々の暮らしがいかに空と密着していたかを感じられます。       6月の雨に感謝6月といえば梅雨で雨の多い月ですが、テレビなどの天気予報でよく耳にすることを書いてもつまらないので、ちょっと難しい話になりますが、アジアの気候と日本の梅雨との関係について書いてみます。 アジアの東南部からインドネシアにかけては、世界で最も顕著なモンスーン(季節風)が吹く地域です。 に言うと、モンスーンは、暖まりにくく冷えにくい海と、暖まりやすく冷やすい陸との温度差に起因して吹くものです。その点では1日周期の海風や陸風の原理と似ています(夏・昼間は海から風が吹き、冬・夜間は陸から吹きます)。も重要な現象です。 がさ、てモ。ン春スにーなンりは日、照数時ヶ間月がに長わくたなっりて、広日い射範量囲がに増影え響てをく及るぼとす、と海いかうら点のでモ、ン異ス常ー気ン象がに吹もきつ始なめがまりすか。ねそなれいは世太界平的洋に6月号-11絵:吉田たつちか)200906大まか  /-         (文:気象予報士・小説家チャーリー

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