おもしろコラム6月号
20/187

美しい花には毒がある(紫陽花) イ/     ようになったので、民間では更衣とは言わず衣替えと言うようになったという。(「年中行事事典」年中行事事典」西角井正慶編東京堂出版)明治6年に新暦(太陽暦)が採用され、6月1日~9月30日が夏服、10月1日から翌年5月31日が冬服と定められた。 ちなみに、和服は、6月になると単衣(ひとえ)(着物に裏地がついていない)を着、10月になると袷(あわせ)(着物に裏地がついている)を着るというきまりになっている。植物は、秋冬と春夏では、葉の色も、茂り方も替わるし、動物でも、ホッキョクギツネやテン、ウサギの一部の品種など季節によって毛の色が替わるものもあり、これらは自然界の衣替えといえる。 そういえば、今年の冬は毛皮のコートを着ている人に一度も出会わなかった。         る紫アこジ陽とサ花でしのょ花うが。美し咲くき始咲めきと誇る終わ季り節にではな違りうまし表情たを。小見せさなてく花びれらますが。集土ま壌ってが一酸つ性なのら丸青い、花をア形ルカ成リす性るな梅雨ら時赤にのな代る表と的6月号-19な花。多くの家庭の玄関先や庭先を彩り、過ぎゆく人の目を楽しませてくれます。 井上勝彦絵:そねたあゆみ)紫陽花の一番の魅力は色が変わ           (ジャーナリスト 

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る