/目の前で繰り広げられる歴史絵巻は現実離れした勇壮な風景ですが、どこか侘しさが漂い、俳聖・松尾芭蕉も 「面白ろうてやがて悲しき鵜舟かな」という有名な一句を残しています。 「年魚」と呼ばれる鮎のはかなさや、短い季節の移り変わりまでが感じられるような名句ではないでしょうか。 絵:吉田たつちか) (文:現庵 6月号-23
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