おもしろコラム6月号
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ストレスは万病の元lie/この「ティージング」は、日本の「夜泣き」と違い「日中に十分に運動していないから」とか「夜にお乳をあげるから」とかいう親へのプレッシャーがないので、親にとっては非常に気が楽です。  「夜泣き」が酷くても、丈夫な歯が生えてきている証拠だから!と思えば少しは気が楽になるのではないでしょうか?どうでしょう?  文:目に青葉の美しい季節です。日中、夏のように暑くなりましたね。私たちの体も、この季節は、のびのびと解き放たれ、エネルギーが上へ上へと上昇するのが順当です。ところが、ストレスが入り、上へ伸びる気が塞がれてしまうと、とたんに体の調子が悪くなります。たとえば、動悸、息切れ、イライラ、のぼせ、肩こり、吐き気、お腹の張り、胃や胸の痞え、腹痛、便秘など・・・。 ストレスで、気が止まってしまうと、そこに風船玉のような空気の塊ができます。この塊はとても厄介で、血の流れや水の流れまで滞らせてしまいます。中医学的には、「気滞即お血気滞即痰湿」といって、あらゆる病気の原因になります。高血圧、高脂血症、脳梗塞、心筋梗塞、ガンなどは、おけつや痰湿と言われますが、元はストレスによる気滞です。6月号-85Ju絵:吉田たつちか)200606               (-        

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