おもしろコラム7月号
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老廃物が増え、血流不足で酸素が減った過酷な環境が発生します。ここで細胞が生き残るために、上皮間葉転換遺伝子が作動し始め、他組織への浸潤や転移、また酸素を必要としない解糖系のエネルギー代謝によって無秩序な細胞増殖が始まります。私は最近、食養生や手当よりも、何よりも大切なのは、心のあり方ではないか?と考えています。「気付き」という、心のスイッチが入って、見る見るうちに転移先のガンが消失した方を何人か見てきました。逆に、必死になって食養生や手当を続けていても心のどこかに迷いがあり、常に不安を抱え、怯えながら、再発や転移してしまった方々もみえました。勿論ストレスは生きている以上、誰にでもついてまわりますが、それに対する考え方を変えるだけで、不快が不快ではなくなります。これが「気付き」という、心のスイッチが入った状態です。心に良くない感情を湧かせない、悪く考えない…昔から「言うは易く行うは難し」と云われる様に頭で理解できても、無意識にやってしまうのが人情ですね。だからといって甘えてはいけません!自分の身体を、自分の幼い子供と思いましょう。子供はあなたの言動全てをマネしてしまいます。あなたがお酒を-       (薬剤師、薬食同源アドバイザー 飲めば、子供も飲みます。煙草を吸えば同じように吸います。夜更かしをしても、スマホに夢中になっても全部マネしてしまいます。クヨクヨ・イライラ・シクシク・メラメラどうですか? ば子供もそうします。黙って見ていられますか?でも、あなたが人に親切にすれ高田理恵)2016077月号-113

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