おもしろコラム7月号
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     英雄、残酷さと一瞬の微笑三国志の中で、「乱世の奸雄」と呼ばれ、影の主役と呼ばれた魏の武帝・曹操が、あるとき、二人の敵将が籠もる城を攻撃した時。鎧袖一触!これを撃破し、敵将二人は、這々の体で城を逃げ出したがそのうちの一人が捕まって、曹操の前に引き出されてきた。その降将は「俺は、本当は貴公に敵対するつもりはなかったんだ。もう一人のあいつにそそのかされたんだ」と釈明した。それを聞いて曹操は、「では、なぜ逃げた!?」と。その男は、「うっ!」と詰まりながらも、苦し紛れに「そ、それは・・・、付き合いだ」と一言。その答えに、曹操は思わず吹き出して大笑い。いう。      大呵体々に大お笑いし、て、こ英の雄男とはい一う命もをの助はけ多らかれれた少と7月号-135

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