おもしろコラム7月号
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分な収穫が得られるので便利だ。最近はかっての大規模公営住宅などでも、住民の高齢化が進み買い物弱者の問題がクローズアップされている。老朽化した公営住宅の建て替えで高層化したため、かっては家庭菜園で夏野菜を自給できた人も、庭がなくなってしまった。ベランダでも栽培可能な袋鉢菜園にチャレンジされることをオススメする。     (ジャーナリスト       朝顔にも歴史あり陽が昇ると咲き、陽が沈むとつぼむ花ンクの花弁が夕方にはしぼんでしまう。本当にまた開くのかと疑問を抱きながら眠り、翌朝、目を覚ましてドキドキしながら庭を覗くと、元気に空に向かって花弁を開いている姿を見てとてもうれしい気分になりました。くるくるっと巻きつく愛らしいツルと独特な形の葉にも趣がありますよね。そして私の朝顔の楽しみは完全に花が枯れ落ちてしまっても続くのでした。花弁のあった場所には黄土色の皮に覆われた種が実ります。その皮の袋をパリパリッと潰すと中から黒く小さな粒が出てくる。このパリパリッという感井上勝彦)201707朝顔。小学生の頃、その生態が不思議でなりませんでした。美しい紫やピ  / -      7月号-36  

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