おもしろコラム7月号
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いとのこと・・・。こちらの食養生では、ガンや血管病などの成人病の方に、肉、卵、牛乳などの動物性タンパクの摂りすぎはお勧めしていませんが、解毒がある程度進んだら、貧血の防止、筋力、臓器力の強化のために、動物性食品も摂取してゆくようにお話しています。ただし、動物性食品をとったら、ストレッチなり、ウォーキングなり筋肉を使う運動で、タンパク質の燃えかすを作らないように動いていただきたいです。百寿者の方々は、水泳などの運動も欠かさずしています。そして、動物性タンパクを代謝する酵素をしっかりと持っている可能性がありますね。又、歳とともに、睡眠時間が少なく、眠りが浅くなりがちですが、時間的にも、質的にも良好な睡眠が得られており、解毒が進む体質なのですね。太りすぎはよくないようです。運動は息が上がるような激しい運動や、強いひねりを伴う運動ではなく、持続的に無理なくできる運動がよいようで、特に水泳は、足腰への負担が少ないようです。そして、生活に刺激があることですね・・・ 異性への関心があり、お洒落を楽しんだりすることが、脳の活性化につながります。ダンスや音楽、楽器もよいようです。いくつになっても、新しい刺激を求めて、頭を使うことで、生きるエネルギーが沸いてくる・・・といったところでしょうか?     (薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵絵:そねたあゆみ)201407/-     いくつになっても、7月号-59

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