おもしろコラム7月号
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●ラーメンの柔軟性5月の時点で、世界37か国、約2500軒のラーメン店があるそうな。  37か国2500軒! 界で通用する国際食になりつつあるようです。例えばアメリカのニューヨークだけで100軒ものラーメン屋があり、中には「行列ができるラーメン屋」まで存在します。もちろん、行列ができるまでの人気ラーメン屋はニューヨークだけではなく、ヨーロッパにも中国にも東南アジアにもあるのです。では、なぜラーメンは世界の人々に受け入れられたのでしょうか? 「ラーメンの柔軟性」といっても、麺が柔らかいとかという意味じゃありませんからご注意を!日本のラーメンには、各土地土地に馴染んだ「ご当地ラーメン」ってのがありますよね。 「ラーメンといえば、鶏ガラに醤油ベースで、上にナルトとチャーシューと、メンマが乗っていて……」という統一されたものではなく、九州では白いスープの豚骨ラーメン、札幌の味噌ラーメン、あっさりした塩ラーメンに、背脂をごっそりのせたラーメンに、最近ではトマトソースのラーメンや、ヨーロッパのブイヨンを使ったラーメン、夏場に美味しい冷やし中華などなど、実に柔軟に、土地や時代に合わせて、変化し進化し続けているのです。も知れません。もちろん、それには地元料理人の大変な努力と試行錯誤があるからです。もはやラーメンは、中国から日本に伝わり、日本人の国民食になっただけではなく、世でこもんそなれラはー、メ努ン力でとす試か行ら錯、誤世し界てのもどいこいにかいらっ、てももっ、とそ美の味土し地い土ラ地ーのメ風ン土をや食国べ民た性いにと合思わわせせてる、ラ馴ー染メんンで自し身まにう、の魅か7月号-63      

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