おもしろコラム7月号
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     うまい!TKG。娘一家が5年ぶりにアメリカから日本に帰ってきた。      今やお金さえ出せば、アメリカの都会では、日本の食材はほとんど買い求めることが出来る。帰国早々、娘達が食べに行ったのは牛丼屋である。日本の大手牛丼屋チェーンの一部もすでにアメリカに進出している    7月号-68  が、生卵の有る無しが違う。ほとんどの外国では卵を生食する習慣がない。面白いもので卵の賞味期限もアメリカと日本では異なる。日本が2週間であるのに対し、アメリカでは3週間である。これは生食の有無と気候の差からくるようだ。先日、テレビで、究極の卵がけご飯の食べ方というのをある大手卵メーカーの研究者が紹介していた。彼女曰く、温かいご飯に、まず、割った生卵の白身だけを入れてよくかき混ぜる。ご飯の熱で白身が細かく泡だってご飯とからんできたら、次に取りおいた黄身を入れてまぜると、黄身と白身とご飯がうまい具合に混ざり合うのだ。私も早速やってみた。これまでの卵がけご飯とは一味違う美味さだ。卵には私なりのこだわりがある。ストレスのない環境(放し飼い)で、野菜や草、ミミズなどを主として食べている鶏から生まれた卵だ。最近

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