おもしろコラム8月号
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     大男だった福沢諭吉「幕末維新の人物で今、もっとも認知度が高いのは誰でしょう?」と先日、講演の際に質問したところ、大体、出た答えは「坂本龍馬」「西郷隆盛」でしたが、それは正解とは言えません。「もっとも人気が高い」ではそうかもしれませんが、「認知度」となると、毎日、色々な場面で目撃されているあの人の独壇場でしょう。そう、1万円札の顔、福沢諭吉です。その福沢さんですが、実は意外に知られていないのですが、実は結構な大男で、今で言うなら190ただ、実際の身長は46歳の時点で、173から、そう言うと、「何だ、大したことないじゃない」と思われるかもしれません。が、まず、江戸時代の日本人男性の平均身長が157・1そうですから、単純に、今の平均身長170ただけで186ら若い頃はもう少し高かったでしょう。まあ、細かい誤差はともかく、いずれにしても、当時としては堂々たる偉丈夫だったことには違いないわけです。cm、90kg。cmになるわけで、かつ、当時の46歳は既に高齢ですかcm、70kgだったそうですcmにその差の16cmだcmを足し      8月号-100  

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