おもしろコラム8月号
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        情報化社会とプロパガンダ歴史は勝者によって作られるというフレーズを耳にしたことはないでしょうか。一説によると英語の「history」の語源は、勝利を意味する「victory」と同じだとも。学校で習う歴史も、実のところ時の為政者が書かせた歴史書をベースにしていますので、真実を一面からしか見ていません。忘れてはならないのが、現代はマスコミによって「真実」や「事実」が作られている点です。テレビにしろ新聞にしろ、スポンサーありきですので、公平な報道は難しいのが現実。つまり、お金さえあれば「真実」も「事実」も作ることができます。この手法は何も現代になって生まれたものではありません。例えば『平家物語』。鎌倉時代に成立したといわれる軍記物語で、作者は分かっていません。盲目の琵琶法師が全国各地で語り、日本中に広まりました。その影響か『平家物語』がベースになったと考えられる民謡や盆踊り口説きが各地に残っています。ていない点です。琵琶法師は盲目ですので、戦地にいたとしても「見る」ことさはて不、可こ能の。ケでーはス誰のがポ合イ戦ンのト様は子、を誰琵一琶人法と師しにて伝平え家たのの滅で亡しをょ目うにかし。8月号-139     

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