おもしろコラム 8月号
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)20148中電灯、ステレオヘッドフォンなどの小物家電製品もじゅうぶん役に立って100円とお得なものが多い。次に、スーパーで買えば130〜140円はする食品。ブランドもののカップ麺やお菓子・スナック類、おいしいのに宣伝力に欠けあんまり売れなかったインスタント食品など、いろいろである。逆によく探せばスーパーやドラッグストアーで100円を切って売ってる食品も多いので要注意である。認め印も百均で買うに限る。百均屋で買わない方がいいと筆者が思う物の代表格は洗濯用洗剤・食器用洗剤・風呂用洗剤等の化学洗剤類ならびにシャンプー・ヘアコンディショナー・ボディソープなどの化学石鹸類である。これらは100円という値段の価値にまでその品質と量目が達していない場合が多い。むしろドラッグ・ストアーで探した方がお得な商品に出会える可能性が高いと言える。ただし男性用のシェービング・フォームやシェービング・ジェルに関しては質量ともに侮れない商品が百均にあるので念のため。いずれにしても「たかが百均、されど百均」で、もしも百均屋がみんな消えて無くなってしまったら・・・なんて考えると、それはそれで怖ろしい。「給料日前に子どもの学校であれが要る」みたいなときに困る。百均屋は今や私たち庶民の暮らしと切っても切り離せない存在になったことだけは間違いない。        エッセイスト 鈴木かつよし(/-  絵:そねたあゆみ  –155–

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