おもしろコラム8月号
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     イタリアのピザが世界に広まったわけいまや世界中で愛されているピザ。ピザの歴史は16世紀にスペイン人が、南米からトマトをヨーロッパに持ち帰って始まったとされています。ただトマトは毒があると思われていて、最初は観賞用として広まりました。一説によると、ある日貧しい庭師が、貴族の庭に生えていたトマトの実を、空腹のあまり食べてみたところ、死ぬわけでもお腹を壊すわけでもないと知り、貧しい人たちがトマトを食べるようになったそうです。 18世紀になるとパンにトマトとチーズを乗せ、焼いて食べるようになったといいますから、現在のピザは18世紀に発祥したと言ってもいいかもしれません。やがてピザはナポリなどで屋台や露天で売られるようになります。れたものを食べるとその美味しいこと。モッツァレラチーズ、トマト、バジルの葉を乗せたピザを大いに気に入ったといいます。そう、これがいまも愛されているピザ・マルゲリータです。人の国民食とまでいわれるほど食べられるようになりました。なんでもアメリカ人は1時間に12万6000個も食べているとか。もっとも最初は、ニューヨークのイタリア移民だけの食べ物でした。それまでのピザは食事どきに座って食べるもことを思いつきます。すると歩きながら食べることができました。のピでザ、を提ア供メすリるカと中きにも広切めったてキいッまカせケんはで第し一た次。世す界る大と戦1だ93っ3年た、とあいるいピまザす職。人ヨがー、ロカッッパトでし戦たっピたザ兵を士一た切ちれがず、つイ売タリる8月号-531889年イタリアの王妃のマルゲリータが「庶民が食べているピザなるものを食べてみたい」と言い出し、献上さ1920年までには、ピザは400万人を越すイタリア人の移民たちによって、アメリカに伝わり、いまやアメリカ      

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