おもしろコラム8月号
78/146

     もやもや病もやもや病は、なんらかの理由で脳の血流が低下しており、内頸動脈終末部が狭窄、閉塞することにより生じます。      血流が悪くなると、血管はバイパスを作り、虚血を防ごうとするわけですが、できた血管は脆く細いために、圧力がかかることにより、破れたり、微小梗塞を起こす可能性    8月号-78  があるというものです。原因はいろいろとあるのですが、脳の血流をよくすることが最も大切。そして、微小梗塞に対しては、循環元などの駆おけつ薬を使ってゆくとよいです。基本的な養生として1,睡眠不足を避ける・・・睡眠は血管内の解毒の時間でもあります。くよくよ考えたり、夢が多い、熟睡できない・・・等の場合は血虚により熟睡できない、虚血しやすく詰まりやすい・・・等のことが考えられますので、養血の養生も大切。2,階段をかけあがる、息があがるほどの運動、フーフー熱いものを冷ます、管楽器など必要以上の呼吸を強いられ

元のページ  ../index.html#78

このブックを見る