おもしろコラム9月号
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先日、友人と「日本人はどこから来たのか?」ということについて話していたのですが、私は以前見たNHK番組の受け売りで「縄文人が氷河期に凍った海を渡って北から入り込み、その後、西から中国大陸の動乱を避けた渡来人が、先住民を駆遂しつつ北上。他に沖縄方面から黒潮に乗りやってきた者、朝鮮半島から渡来した者がやがて混じり合ったもの」だと言ったところ、友人は「それでは蒙古斑が説明できない。蒙古斑は、韓国人も中国人も無いのに、日本人とモンゴル人だけにある」・・・言い、応えて私は、「それは、日本人と一口に言ったって、相当に混じり合っているからだ。現に、福岡の支配階級の大半は兵庫県民(福岡藩黒田家)だ」・・・と。などという話をなぜ、今頃したかと申しますと、私、先日、サッカーの日本代表対中国代表の試合を見ていて、少し、思うところがあったからです。それは、サッカーそのものではなく、出ている選手そのも どこへ行くのかの日本人論   119

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