おもしろコラム9月号
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   ”公園から子どもたちの姿が消えて、久しくなります。いまの小学生が外で遊ぶことは、ほとんどありません。また、塾があるので、“真面目に遊ぶほんの少しの隙間時間を使って、ゲームをするのが遊びなのです。外で遊ぶことができるのは幼稚園児以下の子どもたちだけ。 事故が増え、次々と撤去されてしまいました。怪我をした子どもの親たちも、その責任を行政に求めるようになり、さらに遊具が消えることになりました。昔と今の遊具はどこか違うのでしょうか。ブランコ、すべり台、シーソー、ジャングルジム……。多少デザインは変わっていますが、基本的には同じです。変わったのは、子どもの運動能力と、親の思考回路です。昔の子どもも多少の怪我はしました。特に男の子は、危険なことが好きです。小さな時間もありません。 しかし、遊具での 公園は危険?155

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