おもしろコラム9月号
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打ち水やヒフの例は液体から気体への、気温が上がっていく際の変化の場合でしたが、逆ももちろんありますよね。  -/氷が溶けて水になる、つまり、固体から液体になるとか。こういう際には水はエネルギーを、逆に放出しています。地球には多くの水があります。気象条件によってその量は変わりますが、可能性が未知数の温室効果物質です。温室効果が進んで氷河が後退していくと、その際にも熱が放出され、温暖化の悪循環になっていくのです。200809(文:気象予報士 チャーリー絵:吉田たつちか)    26

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