おもしろコラム9月号
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1800年、世界人口は約10億人、1900年は約16億人、2000年は約60億人、そして現在2020年になると約77億人とあまりにも急激に人口が増え続けているのです。ここ20年だけでも20億人も増えているのです。現在いる77億人の胃袋を満たすのは農業・漁業・畜産業。これらが地球環境を悪化していると言われています。その中でも問題視されているのが畜産業。現在、地球温暖化が国際的な大問題となっています。さてここで問題です。畜産と自動車や飛行機等の排気ガスとどちらが温室効果ガスを大量に出しているのでしょう?答えは畜産。家畜たちが世界の全交通機関から産出される温室効果ガスよりも40%も多くの温室効果ガスを出しているのです。また、我々が生きていくために絶対に必要なのは水ですが、畜産は穀物生産の20倍もの水が必要で。さらに放牧等で土壌を荒し、地下水源悪影響を与えており、国連は今後の人類のために水を確保するためには肉の消費を減らさなくてはならないと警告しているほどです。●肉食が地球を滅ぼそうとしている     60

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