おもしろコラム9月号
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加します。活性酸素の増加が健康によくないのです。私たちは、呼吸によって酸素を吸いこんでいます。その酸素のほとんどは、やがて水素と結合して水になるのですが、一部は酸素と結合せずに活性酸素になります。(呼吸によって吸い込む酸素の約2%といわれています)活性酸素は、不安定な状態なので、安定を求めて結合できる相手を探しまわります。一部は役にたつ働きもするのですが、過剰になると体内のあちらこちらで暴れまわり、手当たり次第、相手かまわず酸化を進行させて行きます。この過剰な活性酸素=凶暴な酸化魔による体内の酸化気を引き起こす元凶であることが、近年の研究から明らかになってきています。病気にはさまざまな種類がありますが、今、病気の90%以上は、その原因に活性酸素が深くかかわっているといわれています。「風邪は万病のもと」といわれてきましたが、今や「活性酸素は万病のもと」なのです。     (薬剤師 今年の夏は猛烈な暑さでしたが、お陰さまで夏バテもせず体調よく過ごせています。この夏を乗り切れた勝因は、二つ・・・・フルート練習により、肺気が強められたことと、切り干し大根と玄米餅味噌汁を昼食に取り入れたことです。三上治美絵:吉田たつちか) 200409=体のサビつきこそ、老化の犯人であり、さまざまな病 肺気を強める空瓶健康法   /-  []  80

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