おもしろコラム9月号
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今年の夏は未だかつて無い猛暑が続きました。9月に入っても残暑が厳しく、体に堪えます。秋口に多い病と養生は次の4つです。暑さで熟睡できない日が続いたり、毎日大量の汗をかいたことで  からだの大切な体液は大幅に消耗しています。肺は乾燥をきらうため、夏の終わりの肺はとても弱っています。肺の気が弱ると元気がなくなり、声が小さくなったり、しゃべるのもおっくうになります。さらには、乾燥した空咳が出る、喘息の発作が出る、風邪をすぐにひいてしまう、アレルギー(くしゃみ、鼻水等)が出る・・・・などの症状に見舞われがちになります。★小麦よりもお米、山芋、ジャガイモ、栗、キャベツ、干し椎茸牛肉、鶏肉などで、気力を補いましょう★梨、りんご、ビワ、銀耳、松の実、豚肉、鴨肉、ほたて、昆布海藻などで肺を潤しましょう★漢方のお勧めは生脈紅景天や、亀齢寿、 通竅、ツバメの巣などで1、肺の弱りによる症状(太陰肺経、陽明大腸経) 消毒法の確立とうがい薬91

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