おもしろコラム11月号
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 「シルクロード」の中でも、観光地として有名な「敦煌」がありますよね。私も行ったことがあるわけではないのですが、敦煌と言えばイコールと言ってもいいのが莫高窟(ばっこうくつ)。その莫高窟から20世紀初頭に、様々な文書が発見されたそうで、今では、そのおかげで随分と研究も進み、当時の人々の営みもある程度わかってきたとのことでした。それによると、中国は唐の時代、この辺りは西域諸国との国境付近であったらしく、  国境紛争が頻繁だったようで、ある村では男子の7割が徴兵されたとか。さらに、戦闘は激しく、少なからぬ戦死者を出していたようですが、戦死者には朝廷より戒名が与えられるだけで、一切、補償などはなかったと。となれば、当然、働き手を戦場に取られた銃後の人々の生活は苦しく、中には「借金のカタに7歳になる息子を奴隷として奪われた際の契約書」なども見つかったそうです。(その契約書には、事細かに取り決めが規定され良い」などという条項などもあったとか。)いつの時代も、王朝とはエゴイスティッ         古代中国人と戦前までの日本人クてのお極りみ、「の生よきうてないもるの間では、一古切今、東会西っ、ておはそいらけくな、いこ」う、「い死うん例だにらは、枚遺挙体にはい引ときま取がっなてい11月号-155

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