おもしろコラム11月号
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lie / (-   ケータリングを搭載したり、スーツケースを搭載するのも、右側にあるコンテナ搭載口からです。 移送などで、ストレッチャーで移動される場合は、左側のドアから乗り降りすることになります。これは、古代ヨーロッパで数千年以上も前から、船の左側を船場に着ける習慣から来ています。なぜ、左側かと言うと、大昔バイキング時代に、船を進める舵が全て右側に付いていた為だったからなのです。またコックピットの左側の席には機長が、右側には副操縦士が座ることになっています。パーサーも、客室内前方の左側の席に座わり、エコノミークラスを取り仕切るパーサーの次に当たる階級の客室乗務員は、客室内後方の左側の席に座っているのです。バイキング時代の習慣が、現代にまで引き受けられているなんて驚きだと思いませんか?     文:Ju絵:吉田たつちか)200411ちなみに、医療11月号-187

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