おもしろコラム11月号
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ラーメン屋、食堂、レストラン、焼肉屋、とんかつ屋などを利用、風呂は、日帰り温泉を利用、夜は日本の文化の一つでもあるカラオケスナックで楽しむなど、旅行者の満足度が高いと同時に街の活性化にもつながりつつあることだ。彼らの動きに呼応して、マンションの空き部屋を簡易宿泊施設にしたり、喫茶店の母屋を宿泊施設に改造するなど、従来からの住民にも触発の輪が広がり始めている。このように、町おこしは、まず、安く提供できる宿泊施設の拡充から始めるのがいい。若手経営者への行政支援は不要だ。必要なのは、彼らの自由な行動を邪魔しないことだ。必要なら、時代にそぐわない古い法律や条例を速やかに緩和することである。   (ジャーナリスト 井上勝彦絵絵:吉田たつちか)202311/-  11月号-197

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