おもしろコラム11月号
26/200

青く広がる高い空を、細い糸を引くように飛行機が飛行機雲を走らせ私たちが暮らしている空気中にも、水は水蒸気として存在しています。「湿度」と呼ばれるもので現されるのが空気中に含まれる水蒸気の割合です。この水蒸気は、気温が下がるとともに、水滴、氷へと変化していきます。水蒸気が水滴に変化するとき、水蒸気はその温度に対して「飽和している」というのですが、大気中にはこの「飽和」を早くさせる分子が多く飛散しています。身近なところでは、排気ガスや工場の煙もそ出するチリやほこりもその要素になります。うだでかす。ら、さ上ら空に、に飛水行蒸機気がが上多空けをれ飛ばぶ多といきほにど飛飛行行機機が雲排は11月号-25          天高く馬肥ゆる秋も本番を迎えましたね! ながら飛ぶ様子は、とても美しいものです。しかし、この飛行機雲、いろんなことを示しているのです。どうして飛行機雲ができるかという説明に入る前に、水蒸気の性質について説明しておきます。飛行機雲でわかる天気     

元のページ  ../index.html#26

このブックを見る