おもしろコラム11月号
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チャーリー / 絵:吉田たつちか)気象の方の考えでは、「地できやすいのです。つまり、どんなに空が晴れていても、飛行機雲が何本もできてなかなか消えないときは、上空が    11月号-26  湿っているので、お天気は下り坂だと思ってください。また、水蒸気が水滴に変化するときにはわずかな熱を発生させます。だから、飛行機雲の発生も地球温暖化に影響を与えていると言われています。飛行機雲が長い時間上空に留まっていると、上空の風に流されて形がぼやけてきます。以前テレビでそれを地震学者の方がまことしやかに「これが地震雲です」と言って写真を見せていて、驚きました! 震雲」なぞはないと思われています。確証があるわけではないので、惑わされないでくださいね。     (文:気象予報士・小説家 

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