おもしろコラム11月号
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3千年の歴史とも4千年の歴史とも言われている大中国。中国人が食べないのは2本足なら人間だけ、4本足なら机と椅子だけ空を飛ぶものは飛行機だけ、水を潜るものは潜水艦だけ、という言葉があるように中国は食文化においても大変な歴史を持っています。その中でも、最高峰はやっぱり首都であり宮廷があった「料理」は歴史も味も最高級と言えるでしょう……と、いいたいところなのですが、実は北京料理の歴史ってそれほど古くなく、いまの北京料理が生まれたのは60年ほど前。つまり中国共産党が政権をとり中華人民共和国が誕生してからと言われています。毛沢東率いる中国共産党の幹部たちが、北京にあるという山東省の料理を出す店で外国からの賓客をもてなしていたところ、この店の料理が評判になったことから、現在の北京料理が生まれたと言われてい影響を受けて油っこいものでした。まいす。まものと北も京と料山理東も省充は分優油秀っなこ料い理の人でがす多が、く、こ北の京豊の沢料園理飯も庄山の東料省理はの11月号-57          消えてしまった北京宮廷料理    

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