おもしろコラム11月号
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料理のプロが現れたのはいつ頃でしょうか?文明が始まり村や町が生まれると、そこに狩猟採集時代とは違い、いろいろなプロが現れてきます。大工仕事が得意な人は大工のプロに。土をこねてお皿や壺などを作ることが得意な人は、陶芸などのプロになっていきました。文明が発達すると支配者が生まれますが、支配者は料理の得意な者を雇い、彼らが料理のプロになっていきます。しかしプロの料理を食べることができるのは一部の支配者だけ。一般人は自分の家か、知り合いの家の家庭料理しか食べられません。やがてもっと文化・文明が発達してくると、外食というものがはじまります。日本だと江戸中期、フランスだとフランス革命後です。さてここで庶民の多くが、はじめて「プロが作った料理」を食べられるようになったのです。フランスの場合、フランス革命でこれまで王侯貴族に雇われていた料理人が失業し、パリの街にレストランが誕生することで庶民がプロの料理を食べられるようになりました。日本の場合ですと、江戸時代の初期にはまだ外食の文化はありませんでした。われています。  外食文化とはプロが作った料理を     食べられるようになったということさ江て戸、の明町暦にの飲大食火店にがよ出っててく焼るけの野は原、に明な暦っ3た年江に戸江復戸興のの6た割めをに焼、い大た工『、明と暦びの職大、火左』官と屋いとうい大っ火た災職の人あたとちかがら江と戸に言11月号-85         

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