広報いとう
27/68

3「風よけを設ける」2「種播き適期を守る事」4「植え付け後の管理【追肥】と【病害虫防除】」 前作に野菜を栽培した畑であれば、肥料分は多くは必要ありません。肥料成分が不足気味である場合は、越冬前に、畝に沿って軽く溝を作り、1株当たり化成肥料(S550)を大さじ1杯程度両畝に【全体運】頭の痛い状況ですが、問題点ははっきりしてきます。対策を立てれば前進。後半は協力してくれる人が現れそう【健康運】体調不良を軽く見ないで。早めに休養を 【幸運の食べ物】ゴボウ エンドウは野菜の中で最も連作を嫌う性質があります。少なくとも3〜4年は作ったことのない畑を選んで栽培することがポイントです。また、エンドウは酸性に弱いので酸性畑では必ず石灰を施し栽培しましょう。 種まきの適期は、気温や日照によりますが10月下旬となります。早まきしすぎて、大きく育った状態で越冬すると寒害を受けます。播種時期を良く調べてから播種しましょう。 播種は直播きの場合、右図のように株間35〜40cm間隔で1か所に4〜5粒種子を播きましょう。覆土は2〜3cmと厚すぎないようにすることがポイントです。発芽時に鳥害を受けることがあるため、発芽して緑葉が伸び始めるまで、べた掛け資材で覆いましょう。 また、発芽・幼苗期の鳥害を避ける場合、畑の準備が間に合わない場合は、96〜128穴のセルトレイに1穴2粒播きとして本葉4〜5枚の苗に育ててから、畑に植え付けましょう。山羊座12/22〜1/19 サヤエンドウは茎葉がか弱く、越冬中に株が風に振り回されると、茎が折れ、枯死したりしやすいため、草丈が10〜15cm以上に伸びたら、短い竹を交差させて立て、株を固定したり、べた掛け資材で覆ったりして、寒風から守りましょう。 厳寒期を過ぎ、草丈が20cmぐらいになるころには、小さな巻きひげも出るので、早めに支柱を立て、絡み付くようにつるを誘引しましょう。支柱の材料としては、細枝のたくさん付いたササ、子枝の付いた木の枝などが最良です。これらがない場合は果菜用の支柱竹を交差させて立て、キュウリの誘引ネットを取り付け誘引していくのも一つの方法です。同量の肥料を施用しましょう。 畑に直播きした場合、ハモグリバエの幼虫の被害(葉に絵を描いたような食害)を受けることがあります。早めに発見し防除に努めましょう。種類によって違います。収穫が遅れると硬くなるので、こまめに収穫しましょう! 【サヤエンドウ】実が目立つ前【スナップエンドウ】実が太ってきたころ【実エンドウ】鞘にしわが出始めたころ収穫の目安は 原産地は中央アジアから中近東といわれています。 冷涼な気候を好み、生育適温は15〜20℃、耐寒温度はマイナス4℃、暑さには弱く、28℃以上になると生育が鈍ります。 エンドウにはサヤを食べるサヤエンドウ、サヤの中の実を食べる実エンドウ、サヤと実を食べるスナップエンドウがあります。種類によって食べ方も違うため、いろんな品種を作ってみるのもオススメです。栽培カレンダー1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月播種収穫栽培ポイント1「連作畑を避ける」 やさいづくりのススメ  取りたての味が魅力的(さやえんどう)11サヤエンドウ

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る