広報いとう
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学校教育目標「願いをもち かなえる子」 校長 中西 直美 今年度,学校教育目標を「願いをもち かなえる子」としました。宇佐美っ子の現状分析とこれからの社会を生きる子供たちに求められる力をもとに,全教職員で話し合ってこの目標を定めました。 子供たちが生きる社会には,これまでの人類が経験したことのない高齢化,エネルギー,環境等の問題が山積しています。また,人々の価値観がさらに多様化することも予想されます。そのような社会を生きる子供たちに,どのような状況においても豊かに楽しく生活するための「願いをもつ心」,仲間と共に願いを「かなえる力」を身に付けさせたいと考えました。 このような心と力を育むために,全ての活動を子供の願い(何を知りたいのか,活動をとおしてどんな自分や集団を目指すのか)からスタートします。願いをかなえる過程では,子供主体の話し合い活動や共同作業を重視します。活動の終わりには,過程を振り返り,互いの学びやがんばりを確かめ,たたえ合います。これらの活動は「授業」と「自治活動」を柱とした教育活動全般で行います。 教師が引いた路線を歩ませるのと違い,これらの活動には時間がかかります。また,活動に派手さはないかもしれません。しかし,子供たちにとっては,苦労もあるが,わくわく胸躍る活動となるでしょう。また,子供たちは,自分たちの願いを自分たちの力でかなえる過程で,生きる力を磨きます。 これまでに経験したことのないコロナ禍を生きる子供たち。様々な行動が制限される中,願いをもち,それをかなえるために話し合い,新しくて楽しい活動に取り組み始めました。子供たちが創る「授業」と「自治活動」を是非温かく見守り,励ましてください。 新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い,校内での「密」の状況を回避するため,本校ではまだ保護者の方々による「授業参観」を実施していません。11月7日(土)の「ファミリー参観」は実施する予定ですが,それまでの間にお子様の授業等の様子を参観したいという場合は,学級担任へその旨をお知らせください。個別に対応いたします。 すでにお知らせしてあるように,午前6時の時点で伊東市に大雨または暴風(あるいはそれらの両方)警報が発令されている場合は,自宅待機となります。 しかし,午前6時に警報が出ていなくても,次のような状況が生じる可能性があります。 ・お子様がご自宅を出られる前に,警報が発令される。 ・警報は発令されていないが,ご自宅周辺が局地的に悪天候であり,登校させるのが危険である。 このような場合は,ご家庭の判断で自宅待機としていただいてかまいません。後ほど学校にご連絡くだされば,状況に応じて遅刻や欠席として扱わない対応をいたします。 9月1日(火)中休みに,地震発生を想定した防災訓練を実施しました。 津波の発生に対応するため,校舎でいちばん高い場所にある4階へ避難する訓練を行いました。 全体的に,落ち着いて速やかに行動することができました。いざという時には全ての児童の命を守ることができるよう,職員一同,訓練の振り返りを行い今後に生かしていきます。 訓練の様子→ 令和2年9月18日(金) 伊東市立宇佐美小学校 No.7 10月号 第3金曜日頃発行予定 うさみ授業参観を希望される方への個別対応について 伊東市に大雨や暴風の警報が出された場合について 地震発生を想定した防災訓練を実施しました しょうがっこう願いをもち かなえる子 つうしん宇佐美小学校通信

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