広報いとう 12月号
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1月の営農【全体運】好調。スピーディーな展開はあなたの味方です。流れに任せて行動範囲を広げましょう。髪のお手入れは入念に【健康運】マッサージや入浴で新陳代謝をアップ 【幸運の食べ物】壬生菜射手座11/23〜12/21 今月の主な作業は剪定です。重要な作業ですので、計画的に実施しましょう。また、剪定器具は70%エタノールでこまめに消毒し、器具によるかいよう病の感染を防ぎましょう。 春に定植する畑は早めに有機物の投入をし、準備しておきましょう。生産の基本は土づくりとなります。しっかりした根鉢も品質のうちですので、土づくりはしっかり行い、優良品を生産しましょう。 管理は特にありません。来年の生産に向け、今年を振り返りましょう。農業のことでお困りのときは、営農販売課(0557-45-6585)へご相談下さい。営農指導員が園地をご訪問します。<連作障害の原因となるもの>※野菜試全国調査による■土壌病原菌■空気伝染性病害■センチュウ、土壌害虫連作障害の出にくいもの●剪定枝の処理 剪定した枝や落葉は集めて焼却しましょう。焼却した枝は、炭状態のものを土壌改良材として埋設することで、根の量を増加させる効果があります。●剪定後の棚付け 枝の棚付けは、主枝を中心に左右に振り分け、水平に誘引棚付けしましょう。●かいよう病防除・散布時期 1月中旬・使用薬剤 ICボルドー66D 25〜50倍 収穫後〜発芽前●土づくり・堆肥  2トン/10a・苦土重焼燐 100kg/10a●防風・寒害対策 寒害を受けやすい標高の高い所や、冷たい気流の停滞しやすい所などは、敷草・敷ワラを株元に充分入れ、保温につとめましょう。 なお、風当たりの強い所では、防風垣等を設置し寒風を遮断しましょう。 随時、気象予報を確認し、寒風害防止に努めてください。●作付計画 12ヶ月の計画を立て、その中に自分が必要とする野菜の播種・収穫予定時期を当てはめていくことにより、畑の作付状況などが明確になります。 計画の作成にあたり、特に注意しなければならないのが連作(れんさく)です。ナス科・アブラナ科・マメ科などの作物は同じ畑に栽培すると、生育が悪くなり収量減少につながりますので注意が必要です。 連作に弱い野菜は「エンドウ、ソラマメ、サトイモ」などです。また「ナス科、ウリ科、アブラナ科野菜」も共通の病害虫を持っているので連作障害が現れやすいでしょう。 連作障害を防ぐ為には、連作障害の発生し易い野菜は一定期間、他の野菜を栽培し、畑の中で輪作(りんさく)を行なうことです。輪作の畑を空ける年限の目安は、ホウレンソウ、カブ、キャベツなどは1年。ハクサイ、レタス、インゲンなどは2年。トマト、ナス、ソラマメ、サトイモなどは3〜4年。エンドウ、スイカなどは4〜5年です。 ただし、接ぎ木した苗は病気への抵抗が強いため、多少連作にも耐えることができると思います。計画的な作付けを行い、良い野菜を作りましょう。カボチャタマネギ この季節は畑の野菜も収穫を順次終えて、次の春の作付けまで畑を休ませる期間になるかと思います。この1年の栽培成果を振り返り、来年はより良いものを育てられるよう理解を深めましょう。●土づくり いい野菜を育てる全ての根幹は土づくりになります。動物性の堆肥や腐葉土など植物性の堆肥の様な完熟堆肥を畑に投入し、土が軟らかくなるよう深く耕しましょう。■土壌の理化学性悪化■植物由来の有害物質など連作障害の出やすいものエンドウ小松菜トマトナスサツマイモソラマメスイカキュウリ10茶キウイつつじ水 稲やさいづくり

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