広報いとう2021年2月号+α
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34月上旬以降の気候が暖かくなった頃に、トンネルを取り外して外気に慣らしましょう。根径から5cm内外に肥大したら順次収穫、利用します。葉もおいしいので捨てずに、 カブは縄文時代の後期に渡来したとされている古い野菜で、長い歴史の中で全国各地に根付き、多くの地方品種が生まれてきました。 冷涼な気候を好み、生育適温は15℃から20℃。耐暑性は弱く盛夏は根の肥大が悪く品質も劣ります。耐寒性はとても強いのですが、品種間差異が大きく白色の品種よりも赤色の品種のほうが強くなります。 作型を選べば、ほぼ一年中栽培できるのが楽しみですが、他の野菜に先駆けて、春一番に種まきできるのも魅力です。 ぜひ、春一番の種まきをチャレンジしてみてはいかがでしょうか。栽培カレンダー1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月※1月から3月はトンネル栽培播種収穫2月は霜が降りる時期ですが、プラスチックフィルムをトンネル状に覆い密閉することで、多くの地域で春一番の小カブの種まきができます。ぜひチャレンジしてみて下さい!畑は、なるべく早いうちに右図のように1.2m幅のベッドを作り、全面に1㎡あたり完熟堆肥500g、油かす大さじ8、化成肥料(8:8:8もしくは15:15:10)大さじ8杯をばらまき、15cmほどの深さによく耕し込んでおきます。そして、くわ幅よりやや広めのまき溝を3列作り、溝底を平らにならしておきます。畑が乾いていたら、十分灌水し種まきを行いましょう。種まきは、厚まきにならないように注意して1.5cm間隔に薄播きし、1cmぐらいに覆土を行い軽くクワの背で塡圧し灌水しましょう。灌水後発芽促進・地温上昇を図るため、フィルムをトンネル状に覆いましょう。本葉が1〜2枚に育ったらトンネルの頂部に小穴を開けて換気を行いましょう。内部が30度越すことがあれば、裾を空けて換気し温度の上がりすぎに注意しましょう。育つにつれて株間が込み合うようであれば間引きを行いましょう。また、生育中2回ほど、列の間に追肥(化成肥料8:8:8)を軽く土に混ぜ込みましょう。最終株間は7〜8cmにしましょう。有効に利用しましょう。山羊座12/22〜1/19詳しい内容につきましては、支店窓口にて「作物管理指針」をご確認ください。小カブは直径4〜5cm中カブは直径8〜10cm大カブは直径20〜30cmこの目安で収穫するのがおいしく食べられるポイントです!収穫目安【全体運】金運に恵まれます。欲しかった物がお得に手に入る幸運も。アルバイトやサイドビジネスにもツキあり【健康運】体を鍛えるチャンス。筋力アップの運動を 【幸運の食べ物】キンメダイ やさいづくりのススメ  春一番の播種2栽培方法1(かぶ)11カブ

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