おもしろコラム 巨椋 修
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天皇家のお食事アメリカ人は麺に髪の毛一本の硬さを残す「アルデンテ」を好みません。そのせいか ム以前では、日本でも麺は柔らかめで「アルデンテ」の発想はありませんでした。しかしなんでも改良してしまうのが日本人! いほど親しまれ、なんでも改良してしまうのが日本人の手により、たらこ、納豆、醤油などを使った和風スパゲティをどんどん開発。まだ、さっぽろ味噌ラーメンや九州とんこつラーメンのように全国的に大ヒットするようなは出てきていないようですが、そのうち大ブームになるようなスパゲティが生まれるかも?さらにこれから、うどん、そば、ラーメン、スパゲティに新しいアレンジ料理や、また新たな麺類が、麺類の仁義なき戦いに参戦するかも?はたして麺類の仁義なき戦いは、日本人が麺好きである限り、終わることはなさそうです。       江戸時代、皇室は徳川幕府から約3万石ほどの収入を得ていました。3万石というのはいわゆる小大名並の収入ですから、小大名並の料理を食べていたと思われます。スパゲティはラーメンやカレーと同様、日本の国民食といってもいバブル時代のイタメシブーご当地スパゲティ江戸時代も明治維新後も天皇家の食事は質素だった69    “”  

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