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リモートワーク万歳

・文:ジャーナリスト 井上勝彦
・/絵:吉田たつちか
・発行:2021年2月

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高齢化が進むにつれて、自治会メンバー数もここ数年減少を続けていたが、昨年は4軒の新入居者があり、5人が新たに自治会メンバーに加わった。そのうちの2人が外国人である。いずれも、コロナ禍を契機に都会を脱出したのである。
 自治会メンバーの半数は別荘居住者であるが、最近は定住者が多くなっているのも特徴だ。埼玉からの転居者は現在は別荘として購入したが、リタイア後はこちらに移住するということで、自分でコツコツとリフォームし、竹やぶになっていた裏庭も段々畑に整地した。
 ブルガリア出身で東京から越してきたN君は、故郷に奥さんを残しての単身赴任だというが、IT関係の仕事のようで、いわゆるリモートワークである。
 彼の購入した家は20年近く空き家になっていたため、畳を上げたら竹が飛び出してきたと困惑していたが、安価で購入できたし、時々は東京に行かなくてはならないが、駅まで歩いて15分くらい、しかも、海も山も見えるので満足しているという。
 そういえば、小生が田舎暮らしを初めてそろそろ17年になる。妻を亡くし、仕事もセミリタイアしたのを契機にこちらに定住したのだが、当初はほそぼそと続けていたネット書店(自動車整備専門)も、コロナ以降逆に売上が伸びているし、親友のNPO法人のHPや電子書籍の編集などで、いつのまにか仕事量が増えてしまっている。気がつけば、今話題になっているリモーワークをもう20年近くもやっていることになる。先日もある会社の女子社員から、リモートワークの先駆者ですねと感嘆された。
 もちろん、全ての職種でリモートワークが可能かといえば、否ではあるが、少なくとも、東京一極集中は大幅に緩和されることは明らかだ。日本は特に、大きなダメージに合わないと世の中の仕組みを変えられない、既得権益を打破できない国民性があるようだが、変えるとなると、急激に変えることができる国民性でもある。明治維新然り、戦後復興然りだ。
 これからの、日本がどのように大きく生まれ変わるのかを見届けてからフェードアウトしたいものだ。リモートワークのおかげで、後期高齢者でも、少しばかりではあるが、税金を払える仕事ができるのが嬉しい。

 (ジャーナリスト 井上勝彦)2021-02

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