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新型コロナも悪いだけではない

・文:ジャーナリスト 井上勝彦
・/絵:吉田たつちか
・発行:2021年5月

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 コロナ脳という言葉がある。マスコミなどで、新型コロナをあまりに煽るものだから、コロナに関する恐怖で一種の洗脳状態になるらしい。
 今や、テレビを見るのは高齢者がほとんどだが、毎日毎日コロナの不安を繰り返すので、うんざりとして、思わずチャンネルを回してしまう人が増えているという。
 片時もスマホを手放さない若者はほとんどテレビを見ないので、新型コロナもあまり恐れなくなっている。その証拠に繁華街や観光地は、若者を中心に人手が増えている。
 世界的に見ても、日本は新型コロナ対策がうまくいっていることは比較データが示している。ワクチンの入手が遅いとテレビではコメンテータが政府を批判している。世界的な視野でみるならば、なんとかこの程度に抑えられている日本向けのワクチンはワクチン購入もままならない低開発国に無償供与するくらいの提案をしてもらいたいものだ。
 我が国の年代別死亡者数グラフをみても、その割合は、新型コロナ前と大きな変化はない。すなわち、高齢者は多く死亡するのは、自然の摂理(寿命)の側面が大きいといえる。人の命には若者も高齢者も貴賤にも差はないとはゆえ、当然余命も考慮してデータを解析する必要はある。
 高齢者が新型コロナで死亡の確率が高いのは、他の病気同様に加齢にともない、免疫力が落ちているのが大きいのだろうということは門外漢の小生でも理解できる。テレビだけしか楽しみがなくじっと家の中に閉じこもっていては、ますます免疫力が低下してしまい、新型コロナ対策としても逆効果である。
 木々の緑も鮮やかになり、野や山にはいろいろな花々が咲き乱れており、1年でもっとも過ごしやすい5月、青空のもと外に出て、新鮮な空気を胸いっぱい吸い込むのがいい。
 青空といえば、飛行機の便数が大幅に減ったり、人の移動も少なくなり、工場の稼働率も低下したせいか、空気がきれいになり、空も海も青く澄みきっている。
 南極や北極のオゾン層も縮小しているとCAMS(欧州の地球観測プログラム「コペルニクス大気監視サービス」)が発表している。シラスウナギが久しぶりに豊漁だというニュースもある。今年は、うなぎの価格が安くなり、小生の口にも入るかもしれないとひそかに期待している。歳を重ねるごとに歯が弱くなり、先日から入れ歯の土台が崩れて、柔らかいものしか口にできないでいる。新型コロナも悪いことばかりではない。根絶は無理なようなので、正しく恐れ、いずれは仲良くしたいものだ。
(ジャーナリスト 井上勝彦)2021-05

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